工業英検とは

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工業英検=工業英語能力検定試験は、toeicなど一般の英語検定とは異なり、工業界で使われる工業技術英語の正しい理解と普及を目的に行なわれる英語の能力検定試験です。工業英検は書くこと、読むことが重要視されます。ただし1級はリスニングも必要です。

工業英語は「Technical Writing」 もしくは「Technical Communication」といい、Technical Writing(テクニカル・ライティング)の最もよく受け入れられている定義は「科学技術情報を対象とする読者に合ったレベルで正確に、分かりやすく伝えることである」です。つまり、工業英語では一般の英語能力とは異なり、読み手がいろいろな解釈をしないように事実を正確に示し伝える力を必要としています。

工業英検の必要性

技術者や研究者は学会や論文を英語で発表する際、誤解のない表現能力、文章力が不可欠ですし、工業製品や専門技術においても、専門用語を正確に理解する能力、表現する能力が不可欠なのです。こうした工業技術の専門知識を持ったライターや技術翻訳者の需要に応える形で「工業英検」が設置されました。

工業英語は海外との技術情報の交流のために、コミュニケーションの手段として必要性が益々高まってきています。工業英語を必要とする分野は、工業技術をはじめ、科学、医学、生産、製造、デザイン、航空、宇宙開発、バイオテクノロジー、ITなど幅広く、マニュアル作成やテクニカルレポート、契約書の作成の際に必要とされます。

工業英検の出題形式と難易度

工業英検の受験は1級から4級まであり、年2回、5月と11月に全国60箇所の試験会場で実施されます。(1級は11月のみ)

工業英検1級は、工業英語の専門家としての実務能力を持つ者として認定され工業英語の指導ができます。工業英検1級の試験内容は1次試験2次試験とあり、1次試験の筆記試験合格者は2次試験リスニングに進みます。

工業英検2級は、実務経験者を標準として、工業英語全般の知識を有する者とされます。工業英検2級の試験内容は全問記述式の筆記試験のみとなります。

工業英検3級は、大学専門課程や工業専門高校上級などの工業英語の応用知識を持つ者とされます。工業英検3級の試験内容は全問マークシート方式の筆記試験のみとなります。

工業英検4級は、工業高校・工業専門学校程度の工業英語の基礎知識を有する者となります。工業英検4級の試験内容は全問マークシート式の筆記試験のみとなります。

工業英検の難易度はかなり高く合格率は級にもよりますが10%台〜40%台と低いです。1、2級の試験問題は国立大学受験レベルの力が必要とも言われます。 社団法人日本工業英語協会ではサイト上に1級から4級までの過去問題と模範解答の掲載をしていますので力試しをしてみてはいかがでしょう。 技術翻訳者をめざすなら2級以上を取得したほうが良さそうです。


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